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明日の記憶

 今回紹介するのは、映画化されました、「明日の記憶」です。この小説は、余命を宣告された主人公が、家族の献身的な愛に支えられながら、一日一日を必死に生きる話です。命の大切さや、生きるとは何か、また、そういったことすら越えた情熱を、この本の登場人物は見せてくれます。

意識と本質

 今回紹介する本は、井筒俊彦著、岩波文庫から「意識と本質―精神的東洋を索めて」です。
 彼はイスラム教の経典、コーランを翻訳した人として知られています。
 
 「意識と本質」は、東洋的な哲学を構築しようという試みです。
 意識の広がりと、無意識下を探ろうとした軌跡が記されています。
 
 内容は少し難しいですが、読後には新しい何かが自分の中に芽生えるのを感じられると思います。

ぼくには数字が風景に見える

 今回紹介するのは、「ぼくには数字が風景に見える」です。
 
 この本は、サヴァン症候群、アスペルガー症候群という病気を抱えた天才青年について書いてあります。
 彼は十ヶ国語を話し、円周率を二万二千五百桁暗記しています。

 彼は、自分は他人とは違う、そう思って一度は落胆します。
 しかし彼は病気と闘うのではなく、共存する意思を固めました。
 彼の姿に、きっと多くの方が共感するでしょう。

 
 他の人と自分は違うのだと認識することが大人への第一歩だと思います。

ソフィーの世界

 今回紹介するのは、ヨースタイン・ゴルデル作、「ソフィーの世界―哲学者からの不思議な手紙」です。
 
 物語は、ソフィーという女の子が、不思議な手紙をもらうところから始まります。
 その手紙には、ソフィーが今まで考えたことのなかったような問いが書かれています。
 この本は、我々に、世界は不思議に満ちていることを思い出させてくれます。

ペスト

 今回紹介するのは、フランスの作家アルベール・カミュの、「ペスト (新潮文庫)」です。

 カミュは小説を使って不条理を書いた作家です。
 哲学者のサルトルとの論争が世論を巻き込んで大々的に行われました。

 ある街を襲った病気、ペスト。これに立ち向かう街の人々たち。なすすべもなく死んでいく街の人々。
 医師リウーは自分の無力さを感じながらも、仲間たちと協力し、街を突然襲ったペストという病に立ち向かう。
 人間が立ち向かうべき不条理を、ペストという凶悪な病気に置き換えて描いた傑作。